“みぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
55.6%
22.2%
身近22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、しばらくものをもはずにかんがんだやうにしてゐると、きふみぢかくなつたやうに、けはなしてあるえんはうからうすくらかげはじめるのであつた。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
酒神バッカスを失つた軍人はみぢめさ」
双面神 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
しまいには、クッションの私のすぐ隣に春泥が腰かけているのではないかと思う程、彼を身近みぢかに感じ出した。そして、一瞬間、ボンヤリしてしまって、私は変なことを口走った。
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)