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みぢか
二三日前に
頭を刈つたと見えて、
髪が甚だ
短い。
髭の
端が濃く出てゐる。
鼻も
向ふを
向ひてゐる。鼻の穴がすうすう云ふ。安眠だ。
下腹の
方が
図ぬけにはずんでふくれた、
脚の
短い、
靴の
大きな、
帽子の
高い、
顔の
長い、
鼻の
赤い、
其は
寒いからだ。
現存石器時代人民中には、此の如き物に
短き
柄を
添へて
短刀の如くに用ゐ、或は長き柄を添へて
槍とする者有り。
一
體日本の
婦の足と
來たら、周三
等の
所謂大根で、
不恰好に
短いけれども、お房の足はすツと長い、
從ツて
背も
高かツたが、と謂ツて
不態な
大柄ではなかツた。
與吉は
土だらけの
短い
棒で
岸の
土を
叩いて
居る。さうして
時々後を
向いては
姉の
姿を
見て
安心して
棒でぴた/\と
叩いて
居る。
棒の
先が
水を
打つので
與吉は
悦んだ。それも
少時の
間に
飽いた。
そしてこれがその
短い一
生でした。
中央アメリカ
發見の古器物中には此類の石器に
短き柄を付け
寄せ石細工を以て之を
飾れる物在り、又一手に
首級を
抱へ他手に石槍形の匕首を
携へたる人物の
石面彫刻物有り。
夕方になつて、ひよろ
長い
影がさして、
薄暗い
鼠色の
立姿にでもなると、ます/\
占治茸で、づゝと
遠い/\
処まで
一ならびに、十人も三十人も、
小さいのだの、
大きいのだの、
短いのだの
さういふ
畑の
周圍に
立て
居る
蜀黍は
強い
莖がすつくりと
穗を
支て、それが
疎らな
垣根のやうに
連つて
畑から
畑を
繼いでは
幾十
度の
屈折をなしつゝ
段々に
短くなつて
此れも
鬼怒川の
土手に
近く
竭きる。
其
製作形状等に付ては土器の事を言ふ
折りに
細説すべけれど、
大概を述ぶれば其
全体は大なる
算盤玉の如くにして
横に
卷煙草のパイプを
短くせし如き形の
注ぎ出し口付きたり。
“短”の意味
《名詞》
(タン)劣る部分。乏しい要素。
(タン、異表記:丹) 花札の札で、文字の書かれない赤色の短冊があしらわれたもの。
(出典:Wiktionary)