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扱
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あし
ふりがな文庫
“
扱
(
あし
)” の例文
蜜蜂を扱ふのに
面帕
(
ヴエール
)
が要るやうだつたら、女を
扱
(
あし
)
らふにはそれを二枚重ねなければならぬ。臆病者に限つて剣は長いのを持つてる世の中だから。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
若い男性に囲まれながら、彼等を軽く
扱
(
あし
)
らつてゐる夫人の今日の姿は、又なく鮮かだつた。青磁色の洋装が、そのスラリとした長身に、ピツタリ合つてゐた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
それはなんでも犬に遇った時分には決して犬を打つな、静かに杖の先で犬の鼻先を
扱
(
あし
)
ろうて居ると犬は決して
噛
(
かじ
)
り付かぬということを教えられて居るからその通りやったです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
ただ一時の方便で万戸屋を
扱
(
あし
)
らうために、口から出まかせを言ったにすぎなかったのでございますが、嘘にもせよ、ともかく万戸屋の前でそんな大口を叩いてしまったものですから
蒲団
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
法皇のおことばに、もしや表裏があるのではないかという点だった。浄憲法師には浄憲へいうように、また自分には自分に対して下されるように、
扱
(
あし
)
らわれているのではないかという疑念である。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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青昆布などの
扱
(
あし
)
らいに、ツイ騙されて南京米をも知らずに頬張るが、以前はそんな
吝
(
けち
)
なのはなかったものだ、
憚
(
はばか
)
んながら今でも千住の鈴木まで買いにゆくなら、ころもにしてある油揚も別製なれば
残されたる江戸
(新字新仮名)
/
柴田流星
(著)
若い男性に囲まれながら、彼等を軽く
扱
(
あし
)
らっている夫人の今日の姿は、又なく鮮かだった。青磁色の洋装が、そのスラリとした長身に、ピッタリ合っていた。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
“扱”の解説
「あつかい」はこの項目へ転送されています。
薩摩藩の職制については「噯」をご覧ください。
「あつかい」の語義については、ウィクショナリーの「あつかい」の項目をご覧ください。
扱(あつかい・噯)とは、中世から近世にかけての日本で行われた紛争解決のための仲裁・調停のこと。
(出典:Wikipedia)
扱
常用漢字
中学
部首:⼿
6画
“扱”を含む語句
取扱
扱帯
稲扱
持扱
仕扱
扱入
扱帶
扱落
者扱
素扱
荷扱
稲扱器
麥扱
邪魔扱
麦扱
殿様扱
橋場稲扱
樂人扱
根扱
扱箸
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