“扱入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こき50.0%
こゐ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「馬酔木の花を袖に扱入こきれな」というのが此歌の眼目で佳句であるが、「引きぢて折らば散るべみ梅の花袖に扱入こきれつまばむとも」(巻八・一六四四)の例もあり
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
池水いけみづかげさへえてきにほふ馬酔木あしびはなそで扱入こきれな 〔巻二十・四五一二〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
池水にかげさへ見えてさきにほふ馬酔木の花を袖に扱入こゐれな
あしびの花 (新字新仮名) / 土田杏村(著)