“麥扱”の読み方と例文
新字:麦扱
読み方割合
むぎこき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
卯平うへいなつになれば何處どこでもいそがしい麥扱むぎこき陸稻をかぼ草取くさとりやとはれた。かれ自分じぶん村落むらはなれて五も六とまつてかへらぬことがある。卯平うへいにはさきからさきあるいてることがかへつさいはひであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)