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扱
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あつかひ
ふりがな文庫
“
扱
(
あつかひ
)” の例文
和田垣博士が
曾
(
かつ
)
て
之
(
これ
)
を評して「
巴里
(
パリイ
)
人は
髑髏
(
どくろ
)
を見世物
扱
(
あつかひ
)
にして居る」と批難せられたといふのは
尤
(
もつと
)
もである。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
「遊佐君の借財の件ですがね、あれはどうか特別の
扱
(
あつかひ
)
をして戴きたいのだ。君の方も営業なのだから、御迷惑は掛けませんさ、然し旧友の
頼
(
たのみ
)
と思つて、少し勘弁をしてもらひたい」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
恁
(
か
)
ういふ
無残
(
むざん
)
な
扱
(
あつかひ
)
はどうしても
他人
(
たにん
)
の
手
(
て
)
に
任
(
まか
)
せられねばならなかつた。
板
(
いた
)
の
儘
(
まゝ
)
ばら/\に
成
(
な
)
つて
居
(
ゐ
)
る
棺臺
(
くわんだい
)
は
買
(
か
)
つて
來
(
き
)
てから
近所
(
きんじよ
)
の
手
(
て
)
で
釘付
(
くぎづけ
)
にされた。
其處
(
そこ
)
には
淺
(
あさ
)
い
箱
(
はこ
)
の
倒
(
さかさ
)
にしたものが
出來
(
でき
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
扱
(
あつかひ
)
方によつては
面
(
おも
)
白い小
説
(
せつ
)
も書けやうといふものである。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
“扱”の解説
「あつかい」はこの項目へ転送されています。
薩摩藩の職制については「噯」をご覧ください。
「あつかい」の語義については、ウィクショナリーの「あつかい」の項目をご覧ください。
扱(あつかい・噯)とは、中世から近世にかけての日本で行われた紛争解決のための仲裁・調停のこと。
(出典:Wikipedia)
扱
常用漢字
中学
部首:⼿
6画
“扱”を含む語句
取扱
扱帯
稲扱
持扱
仕扱
扱入
扱帶
扱落
者扱
素扱
荷扱
稲扱器
麥扱
邪魔扱
麦扱
殿様扱
橋場稲扱
樂人扱
根扱
扱箸
...