あつかっ)” の例文
始終しじゅうう身構えにして居るから、私の処には官軍方の人も颯々さっさと来れば、賊軍の人も颯々と出入りして居て、私は官でも賊でも一切いっさい構わぬ、何方どちらに向ても依怙贔屓えこひいきなしにあつかって居るから
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)