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蒙昧
ふりがな文庫
“蒙昧”の読み方と例文
読み方
割合
もうまい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうまい
(逆引き)
無知
蒙昧
(
もうまい
)
な者ならそれへ、石でも
唾
(
つば
)
でも投げられるかもしれないが、
武士
(
もののふ
)
の家に生れて、童学からその教養に
躾
(
しつ
)
けられて来た者には——
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
梟帥
(
たける
)
は獣人の部落でも、取り分けドン底の貧乏人で、それだけに無智で
蒙昧
(
もうまい
)
であったが、云うことにはちっとも掛け値がなかった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「これこれ
斯様
(
かよう
)
なる仕儀、無学
蒙昧
(
もうまい
)
の後輩を、故実の詮議によって教え
遣
(
つか
)
わそうと致したところ、無法とや言わん、乱暴とや言わん……」
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
蒙昧(もうまい)の例文をもっと
(43作品)
見る
“蒙昧”の意味
《名詞》
知識が乏しく、道理に暗いこと。また、そのようなさま。
《形容動詞》
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(出典:Wiktionary)
蒙
漢検準1級
部首:⾋
13画
昧
常用漢字
中学
部首:⽇
9画
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