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游
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あそ
ふりがな文庫
“
游
(
あそ
)” の例文
君
(
きみ
)
之
(
これ
)
を
聞
(
き
)
きて
之
(
これ
)
を
賢
(
けん
)
として
曰
(
いは
)
く、「
孝
(
かう
)
なるかな、
母
(
はは
)
の
爲
(
た
)
めの
故
(
ゆゑ
)
に
刖罪
(
げつざい
)
を
犯
(
をか
)
せり」と。
君
(
きみ
)
と
果園
(
くわゑん
)
に
游
(
あそ
)
ぶ。
彌子
(
びし
)
、
桃
(
もも
)
を
食
(
くら
)
うて
甘
(
あま
)
し。((彌子))
盡
(
つく
)
さずして
君
(
きみ
)
に
奉
(
たてまつ
)
る。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
三丰
嘗
(
かつ
)
て武当の
諸
(
しょ
)
巌壑
(
がんがく
)
に
游
(
あそ
)
び、
此
(
この
)
山
(
やま
)
異日必ず
大
(
おおい
)
に
興
(
おこ
)
らんといいしもの、実となってこゝに現じたる也。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ただそれしきのものがこよなく美しく目ざましい。私がせいせいとして
新
(
あらた
)
にかえられた水に
游
(
あそ
)
ぶ魚のように呼吸をしてるところへ△△さんが洗面器に湯をもってくる。
胆石
(新字新仮名)
/
中勘助
(著)
あとには、
水禽
(
みずとり
)
だけが、
游
(
あそ
)
んでいた。清盛は、腹が立たなかった。むしろ、よいいとまをもったように、流れで、手など洗い、曲がっている
烏帽子
(
えぼし
)
を、まっ
直
(
すぐ
)
に、正したりした。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
八大
(
はちだい
)
の魚や
新羅
(
しんら
)
の鳥さへ、
大雅
(
たいが
)
の巖下に
游
(
あそ
)
んだり、
蕪村
(
ぶそん
)
の樹上に
棲
(
す
)
んだりするには、余りに
逞
(
たくま
)
しい気がするではないか? 支那の画は実に思ひの
外
(
ほか
)
、日本の画には似てゐないらしい。
支那の画
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
あれは
多紀茝庭
(
たきさいてい
)
の命じた名だということが、抽斎と
森枳園
(
もりきえん
)
との作った序に見えており、訪古の
字面
(
じめん
)
は、『
宋史
(
そうし
)
』
鄭樵
(
ていしょう
)
の伝に、
名山
(
めいざん
)
大川
(
たいせん
)
に
游
(
あそ
)
び、奇を捜し
古
(
いにしえ
)
を訪い、書を蔵する家に
遇
(
あ
)
えば、必ず
借留
(
しゃくりゅう
)
し
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
この男が書いた草書は「
飛鴻
(
ひこう
)
海に戯れ、
舞鶴
(
ぶくわく
)
天に
游
(
あそ
)
ぶが如し」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
安政丁巳四年の春師弘庵京師に
游
(
あそ
)
ぶ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
管仲夷吾
(
くわんちういご
)
は
(一)
潁上
(
えいじやう
)
の
人
(
ひと
)
也
(
なり
)
。
少
(
わか
)
き
時
(
とき
)
常
(
つね
)
に
鮑叔牙
(
はうしゆくが
)
と
(二)
游
(
あそ
)
ぶ。
鮑叔
(
はうしゆく
)
、
其賢
(
そのけん
)
を
知
(
し
)
る。
管仲
(
くわんちう
)
貧困
(
ひんこん
)
にして、
常
(
つね
)
に
鮑叔
(
はうしゆく
)
を
欺
(
あざむ
)
く。
鮑叔
(
はうしゆく
)
終
(
つひ
)
に
(三)
善
(
よ
)
く
之
(
これ
)
を
遇
(
ぐう
)
し、
以
(
もつ
)
て
言
(
げん
)
を
爲
(
な
)
さず。
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
“游”の解説
游(ゆう)は漢姓の一つ。『百家姓』の401番目の姓である。
2020年の中華人民共和国の統計では人数順の上位100姓に入っていないが、台湾の2018年の統計では35番目に多い姓で、139,882人がいる。
(出典:Wikipedia)
游
漢検1級
部首:⽔
12画
“游”を含む語句
游泳
游離
浮游
游弋
一游亭
優游
浮游物
東游記
神伝流游書
游戈
游蹤
游騎
游雅
游龍
游猟
游狎
游牝期
游泳者
游泳祝祭
游撃
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