“安禄山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんろくざん87.5%
あんろくさん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玄宗皇帝が楊貴妃浴を出て鏡に対し一乳を露わすを捫弄もんろうして軟温新剥鶏頭肉というと、傍に安禄山あんろくざんが潤滑なお塞上ののごとしと答えた。
とう安禄山あんろくざんが乱をおこした時、張巡ちょうじゅん睢陽すいようを守って屈せず、城中の食尽きたので、彼はわが愛妾を殺して将士にましめ、城遂におちいって捕われたが
その玄宗皇帝の御代みよも終りに近い、天宝十四年に、安禄山あんろくさんという奴が謀反むほんを起したんだが、その翌年の正月に安禄山は僭号せんごうをして、六月、賊、かんる、みかど出奔しゅっぽんして馬嵬ばかいこうず。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)