トップ
>
あんろくざん
ふりがな文庫
“あんろくざん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
安禄山
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安禄山
(逆引き)
両の肩怒りて
頸
(
くび
)
を没し、
二重
(
ふたえ
)
の
顋
(
あぎと
)
直ちに胸につづき、
安禄山
(
あんろくざん
)
風の腹便々として、牛にも似たる
太腿
(
ふともも
)
は行くに
相擦
(
あいす
)
れつべし。
顔色
(
いろ
)
は思い切って
赭黒
(
あかぐろ
)
く、鼻太く、
唇
(
くちびる
)
厚く、
鬚
(
ひげ
)
薄く、
眉
(
まゆ
)
も薄し。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
安禄山
(
あんろくざん
)
の叛乱に、兵車の
軌
(
わだち
)
のもとに
楊貴妃
(
ようきひ
)
を失った
漢皇
(
かんおう
)
が、のち貴妃を恋うのあまり、道士に命じて、魂魄をたずねさせ、道士はそれを、
上
(
かみ
)
は碧落の極み、下は黄泉にいたるまでさがしもとめ、遂に
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
唐の天宝の末に、
安禄山
(
あんろくざん
)
が乱をおこして、
潼関
(
どうかん
)
の守りも敗れた。都の人びとも四方へ散乱した。
梨園
(
りえん
)
の
弟子
(
ていし
)
のうちに
笛師
(
ふえし
)
があって、これも都を落ちて
終南山
(
しゅうなんざん
)
の奥に隠れていた。
中国怪奇小説集:07 白猿伝・其他(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
あんろくざん(安禄山)の例文をもっと
(7作品)
見る
検索の候補
あんろくさん