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馬嵬
ふりがな文庫
“馬嵬”の読み方と例文
読み方
割合
ばかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばかい
(逆引き)
「わたくしはここから十余里の南に住んでいた者ですが、夫に死に別れて子供はなし、これから
馬嵬
(
ばかい
)
駅にいる親類を頼って行こうと思っているのでございます」
中国怪奇小説集:05 酉陽雑爼(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その玄宗皇帝の
御代
(
みよ
)
も終りに近い、天宝十四年に、
安禄山
(
あんろくさん
)
という奴が
謀反
(
むほん
)
を起したんだが、その翌年の正月に安禄山は
僭号
(
せんごう
)
をして、六月、賊、
関
(
かん
)
に
入
(
い
)
る、
帝
(
みかど
)
出奔
(
しゅっぽん
)
して
馬嵬
(
ばかい
)
に
薨
(
こう
)
ず。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
唐の国でもこの種類の
寵姫
(
ちょうき
)
、
楊家
(
ようか
)
の
女
(
じょ
)
の出現によって乱が
醸
(
かも
)
されたなどと
蔭
(
かげ
)
ではいわれる。今やこの女性が一天下の
煩
(
わざわ
)
いだとされるに至った。
馬嵬
(
ばかい
)
の駅がいつ再現されるかもしれぬ。
源氏物語:01 桐壺
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
馬嵬(ばかい)の例文をもっと
(3作品)
見る
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
嵬
漢検1級
部首:⼭
13画
“馬”で始まる語句
馬鹿
馬
馬鈴薯
馬丁
馬蹄
馬糞
馬子
馬車
馬士
馬酔木
“馬嵬”のふりがなが多い著者
紫式部
夢野久作
岡本綺堂