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下腮
ふりがな文庫
“下腮”の読み方と例文
読み方
割合
したあご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したあご
(逆引き)
血の気を喪った頬を両手でヒッと押えて、
下腮
(
したあご
)
をワナワナと震わした。同時に
阿弥陀
(
あみだ
)
にした鳥打帽がパサリと背後に
辷
(
すべ
)
り落ちてシングルカットの頭が露われた。
童貞
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「……
万里泊舟天草灘
(
ばんりふねをはくすあまくさのなだ
)
……」と唯口の
前
(
さき
)
だけ声を出して、大きく動かしている
下腮
(
したあご
)
の骨が厭に角張って突き出ている。斯うして見れば年も三つ四つ老けて案外、そう
標致
(
きりょう
)
も好くないなあ! と思った。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
下腮(したあご)の例文をもっと
(2作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
腮
漢検1級
部首:⾁
13画
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下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
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近松秋江
夢野久作