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おのおの
ふりがな文庫
“おのおの”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
オノオノ
語句
割合
各
47.3%
各々
30.3%
各〻
13.9%
各自
7.3%
己々
0.6%
老若各
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各
(逆引き)
何人でも統一せる一の意識現象と考えている思惟または意志等について見ても、その過程は
各
(
おのおの
)
相異なっている観念の連続にすぎない。
善の研究
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
おのおの(各)の例文をもっと
(50作品+)
見る
各々
(逆引き)
そこの主人はこの町の三等郵便局に十何年勤続して、月給
僅
(
わずか
)
に五
拾円
(
じゅうえん
)
、盆暮れの手当てが
各々
(
おのおの
)
二拾円に
充
(
み
)
たないという身の上であった。
毒草
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
おのおの(各々)の例文をもっと
(50作品)
見る
各〻
(逆引き)
そしてそれらは
各〻
(
おのおの
)
昔に較べては研究され改良されているのであるが、まだまだそれも殆ど手がついたばかりと言わなければならない。
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
おのおの(各〻)の例文をもっと
(23作品)
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▼ すべて表示
各自
(逆引き)
工場の中も荒れていて
堆
(
うず
)
高く塵が積もっていたが打見たところ
諸種
(
すべて
)
の機械は
各自
(
おのおの
)
その位置に在るらしかった。
物凄き人喰い花の怪
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
おのおの(各自)の例文をもっと
(12作品)
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己々
(逆引き)
「
天皇尊
(
すめらみこと
)
の
大御心
(
おおみこころ
)
を心とせずして、
己々
(
おのおの
)
がさかしらごゝろを心とする」のは、すなわち、
異国
(
あだしくに
)
から学んだものだと言ってある。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
おのおの(己々)の例文をもっと
(1作品)
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老若各
(逆引き)
「この辺の下人、承はれ。殿の御意遊ばさるるには、明朝、
卯時
(
うのとき
)
までに、切口三寸、長さ五尺の山の芋を、
老若各
(
おのおの
)
、一筋づつ、持つて参る様にとある。忘れまいぞ、卯時までにぢや。」
芋粥
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
おのおの(老若各)の例文をもっと
(1作品)
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