“おのお”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十一歳で家族一同松山へ帰ることになったが、その間に私の家族が大芝居を見たというのは、唯このおのおの一回のみであった。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
予は沙翁がこれら日本の故事を聞き知ってかの語を作ったと思わぬが、同様の考案が万里をへだてた人の脳裏におのおの浮かみ出た証拠にしかと立つであろうと。