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立居
ふりがな文庫
“立居”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たちい
64.7%
たちゐ
35.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちい
(逆引き)
御小刀
(
おこがたな
)
の跡
匂
(
にお
)
う梅桜、
花弁
(
はなびら
)
一片
(
ひとひら
)
も
欠
(
かか
)
せじと大事にして、昼は
御恩賜
(
おんめぐみ
)
頭
(
かしら
)
に
挿
(
さ
)
しかざせば
我為
(
わがため
)
の玉の冠、かりそめの
立居
(
たちい
)
にも
意
(
き
)
を
注
(
つけ
)
て
落
(
おち
)
るを
厭
(
いと
)
い
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
勝手が違うて窮屈な心地がいたし、
立居
(
たちい
)
が固くなりますのに、まして見える眼を見えないように装うている辛さを、お察しなされて下さりませ。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
立居(たちい)の例文をもっと
(11作品)
見る
たちゐ
(逆引き)
尤もそれより口の悪い誰彼は、良秀の
立居
(
たちゐ
)
振舞
(
ふるまひ
)
が猿のやうだとか申しまして、猿秀と云ふ
諢名
(
あだな
)
までつけた事がございました。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
近頃
(
ちかごろ
)
はそれが
段々
(
だん/\
)
落
(
お
)
ち
付
(
つ
)
いて
來
(
き
)
て、
宗助
(
そうすけ
)
の
氣
(
き
)
を
揉
(
も
)
む
機會
(
ばあひ
)
も、
年
(
ねん
)
に
幾度
(
いくど
)
と
勘定
(
かんぢやう
)
が
出來
(
でき
)
る
位
(
くらゐ
)
少
(
すく
)
なくなつたから、
宗助
(
そうすけ
)
は
役所
(
やくしよ
)
の
出入
(
でいり
)
に、
御米
(
およね
)
は
又
(
また
)
夫
(
をつと
)
の
留守
(
るす
)
の
立居
(
たちゐ
)
に
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
立居(たちゐ)の例文をもっと
(6作品)
見る
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
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