“千載一遇”の読み方と例文
読み方割合
せんざいいちぐう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帆村たち十名が本艇へたどりついて、テッド隊長に報告をはじめ、それがまだおわらないうちに、とつぜん千載一遇せんざいいちぐうの機会がやってきた。
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)
気をきかしたつもりで莫迦ばかなことをしたもので、あとから種々の点を綜合してみると、この壁の文字こそは、それこそ千載一遇せんざいいちぐうの好材料だったのだ。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
吾ながら、腑甲斐ふがいなしとは思うが、ここ千載一遇せんざいいちぐうの大事と思えば、新九郎の五体はおのずからブルッとふるえてやまぬ。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)