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遇
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あは
ふりがな文庫
“
遇
(
あは
)” の例文
願ひ上ますと
慇懃
(
いんぎん
)
に申ければ下役人
點頭
(
うなづき
)
否
(
いや
)
夫は案じるな
囚人
(
めしうど
)
は大切に致さねば
成
(
なら
)
ぬことは
上
(
かみ
)
からも
再應
(
さいおう
)
御
觸
(
ふれ
)
の有儀なり併し今
遇
(
あは
)
せた事は他へ云まいぞと
徐々
(
そろ/\
)
九助を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
籠
(
こめ
)
し櫻山
巡
(
めぐ
)
る
麓
(
ふもと
)
に風
薫
(
かほ
)
る時は
卯月
(
うづき
)
の末の空花の
藤枝
(
ふぢえだ
)
はや過て岡部に續く
宇都
(
うつ
)
の山
蔦
(
つた
)
の細道
十團子
(
とほだんご
)
夢か
現
(
うつゝ
)
にも人にも
遇
(
あは
)
ぬ宇都の谷と彼の
能因
(
のういん
)
が昔を今に
振
(
ふり
)
も變らぬ梅若葉
鞠子
(
まりこ
)
の宿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
致せとて
遇
(
あは
)
せられ其
節
(
せつ
)
委細
(
ゐさい
)
に
承
(
うけた
)
まはりし儀にて既に御所刑も
獄門
(
ごくもん
)
とか申事なれば只今頃九助は何なりましたか何卒して助け
遣
(
つかは
)
し度此段
偏
(
ひとへ
)
に願ひ奉つると如何にも
火急
(
くわきふ
)
の
歎願
(
たんぐわん
)
に聞ゆれども未だ盡さゞる所あるにより縫殿頭殿は
猶
(
なほ
)
念
(
ねん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
遇
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
“遇”を含む語句
待遇
遭遇
境遇
冷遇
出遇
虐遇
好遇
不遇
不待遇
寵遇
知遇
遇々
御待遇
礼遇
遇洪而開
奇遇
千載一遇
恩遇
厚遇
値遇
...