“萬澤”の読み方と例文
新字:万沢
読み方割合
まんざは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廻りて通らず切石きりいし下山しもやまと急ぎ來りしが猶身延へもゆか萬澤まんざはの御關所へかゝりしが是又手形なくては通行ならず依て此處をも廻り道を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
駕籠かごを雇ひて打乘うちのり萬澤まんざはの廻り道へ來掛きかゝるを見て小猿は仁左衞門に向ひこれは必ずよきとりなれば五兩や十兩には有付ありつくべしと云をきゝそばより三吉は面白し/\彼奴きやつを威してとらんとかけ出すを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
差出し御内分に成下され相濟あひすみ申候然るに十二月二十七日の夜御役人樣御出御座候處右は萬澤まんざはにて出會候目明の面體めんていよく似寄により候と申を大岡殿とくきかれしが早速さつそく同心山本彌太夫を呼出され文藏宅の樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)