“緑葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みどりば38.9%
りよくえふ22.2%
みどりは16.7%
あおば11.1%
りょくよう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其周囲(まはり)を白い布で巻いて、前には新しい位牌(ゐはい)を置き、水、団子、外には菊、樒(しきみ)の緑葉(みどりば)なぞを供へてあつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
木立生ひ繁る阜(をか)は、岸まで下(お)りて、靜かな水の中へつづく。薄暗(うすぐら)い水の半(なかば)は緑葉(りよくえふ)を、まつ青(さを)なまたの半(なかば)は中空(なかぞら)の雲をゆすぶる。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
新しいものが旧(ふる)いものに代ろうとしている。八月の日の光は窓の外に満ちて、家々の屋根と緑葉(みどりは)とに映(うつ)り輝いて、この東京の都を壮んに燃えるように見せた。
並木 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
雨が飛石(とびいし)をうって刎(は)ねかえる。目に入る限りの緑葉(あおば)が、一葉々々に雨を浴(あ)びて、嬉(うれ)しげにぞく/\身を震わして居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
殊に此地は水清く、南に平原ありて沙地(すなち)なり。北には緑葉(りょくよう)の密に針葉樹多く、其奥に高山ありて、為めに小虫は少(すくな)し。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)