緑葉あおば)” の例文
雨が飛石とびいしをうってねかえる。目に入る限りの緑葉あおばが、一葉々々に雨をびて、うれしげにぞく/\身を震わして居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
窓より見晴らす初夏の空あおあおと浅黄繻子あさぎじゅすなんどのように光りつ。見る目清々すがすがしき緑葉あおばのそこここに、卵白色たまごいろの栗の花ふさふさと満樹いっぱいに咲きて、えがけるごとく空のみどりに映りたり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)