“青髯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおひげ65.4%
あをひげ30.8%
ブルーベヤード3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年の頃二十七八、青髯あおひげの跡の凄まじい、こんな社会によくある精悍せいかんな顔をした男で、いかにも、浮気なお藤に注目されそうな人間でした。
カンカラカラと笑ひ飛ばすと、きざみの深い物凄い顏のひもゆるんで、群青ぐんじやうで描いたやうな青髯あをひげの跡までが愛嬌になります。
然れ共呉青秀の忠志はついに退かず、至難に触れて益々る。つい淫仙いんせんの名を得たりとある。淫仙というのはつまり西洋の青髯ブルーベヤードという意味らしいね
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)