“あおひげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
青髯65.4%
青髭19.2%
蒼髯7.7%
青鬚7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐久間玄蕃允は、その朝、湯あみもし、剃刀かみそりもあて、青髯あおひげのあと涼やかに、髪まで結いあらためて、もみ紅梅の小袖に、大紋の広袖を着
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ違うところは、顎に青髭あおひげがあることと、天鵞絨びろうどの黒い上衣のかわりに、絵具だらけのあさ仕事着ブルーズを着ているところだけだった。
両頬は下殺げっそりあごにチリチリしたる薄き蒼髯あおひげ乱れ生じ、髪は大束の野郎に結び申し候。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
顔はわずかにとのこをつけしのみにて、下瞼したまぶたに墨をうすく入れ、青鬚あおひげあごに画く。