“青髭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおひげ83.3%
あをひげ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青髭あおひげのランドルーが多数の被害者をガラス工場のや田舎の別荘のストーヴで焼いた話などは、あなた方も多分御聞き及びでしょう。
湖畔亭事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
ただ違うところは、顎に青髭あおひげがあることと、天鵞絨びろうどの黒い上衣のかわりに、絵具だらけのあさ仕事着ブルーズを着ているところだけだった。
願奉ると叮嚀ていねいに述ければ圍爐裡ゐろりはたに年頃卅六七とも見ゆる男の半面はんめん青髭あをひげはえ骨柄こつがらのみいやしからざるが火にあたりて居たりしが夫はさだめし難澁なんじふならん疾々とく/\此方こなたあがり給へ併し空腹くふふくとあればすぐに火にあたるよろしからず先々臺所だいどころへ行て食事しよくじいたし其火のへんより玉へといと慇懃ねんごろに申けるに吉兵衞は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)