“あをひげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
青髯80.0%
青髭10.0%
青鬚10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それに、大川屋の御新造は、父親を殺した河井龍之介といふのは、生きて居れば五十を越した筈で青髯あをひげの凄まじい、一寸怖い顏をした男だと言つた」
願奉ると叮嚀ていねいに述ければ圍爐裡ゐろりはたに年頃卅六七とも見ゆる男の半面はんめん青髭あをひげはえ骨柄こつがらのみいやしからざるが火にあたりて居たりしが夫はさだめし難澁なんじふならん疾々とく/\此方こなたあがり給へ併し空腹くふふくとあればすぐに火にあたるよろしからず先々臺所だいどころへ行て食事しよくじいたし其火のへんより玉へといと慇懃ねんごろに申けるに吉兵衞は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ガラツ八は内懷からあごの下へ手を出して、剃り立ての青鬚あをひげの跡を、逆樣に撫で上げました。