“くちひげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
口髭76.5%
口髯12.9%
口鬚8.3%
1.5%
髭髯0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
島さんは口髭を立てている。眉のきりっとした、眼のきれいな、品のいい顔だちで、こんな「街」に住むような人柄とはみえない。
季節のない街 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ただ胡麻塩色の口髯が好い加減な所から乱雑に茂生しているので、あの上にが二つあるはずだと結論だけは苦もなく出来る。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この時、群集押分けて、捫着の中へ割って入ったのは、駐在所の塚田巡査。年のい、色の黒い、口鬚の薄い、小作りの男であった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
我々がいろいろに我々の顔を剃る——だけで、が無かったり、鬚だけで髭が無かったり、両方の頬を残して顎を剃ったり、顎だけに小さなをはやしたり、物凄く見せかける積りで
修めて最早卒業せんとせし頃(時に余が年二十三)余は巴里府プリンス街に下宿したるが余が借れるの隣のに中肉中背にて髭髯小綺麗剃附て容貌にも別に癖の無き一人の下宿人あり
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)