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幾挺
ふりがな文庫
“幾挺”の読み方と例文
読み方
割合
いくちょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくちょう
(逆引き)
表二階では往来から見えるというので禁止になっているのだそうで、大分大勢の一座らしく、
幾挺
(
いくちょう
)
かの三味線や太鼓の音に混って、
甲高
(
かんだか
)
いお酌の掛声が響きます。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
錺屋
(
かざりや
)
、錺職をもって安んじているのだから、丼に
蝦蟇口
(
がまぐち
)
を
突込
(
つっこ
)
んで、
印半纏
(
しるしばんてん
)
で
可
(
よ
)
さそうな処を、この男にして妙な事には、古背広にゲエトルをしめ、
草鞋穿
(
わらじばき
)
で、
鏨
(
たがね
)
、
鉄鎚
(
かなづち
)
の
幾挺
(
いくちょう
)
か、
安革鞄
(
やすかばん
)
で
斜
(
はす
)
にかけ
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
幾挺(いくちょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
挺
漢検準1級
部首:⼿
10画
“幾”で始まる語句
幾度
幾
幾何
幾歳
幾日
幾人
幾許
幾年
幾個
幾干
“幾挺”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
泉鏡花