“長洲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながす75.0%
ちょうしゅう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——今朝来、尼ヶ崎には、はや筑前守の先手、中軍の諸勢が、続々到着して、大物だいもつの浦、長洲ながすのあたり、兵馬が充満して見える」
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かわいそうだと思って、長洲ながすの浜に出て魚を買い求め、僧ではあるが病人の為だから自分で料理をして勧めますと、先に食べて見せてくれというので、それを我慢をして少し食べて見せました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
国朝六家詩鈔こくちょうりくかししょうの初にある沈徳潜しんとくせんの序には、乾隆丁亥夏五けんりゅうていがいかご長洲ちょうしゅう沈徳潜しんとくせんしょす時に年九十有五。とわざわざ断ってある。長生ながいきの結構な事は云うまでもない。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)