“晃:ひか” の例文
“晃:ひか”を含む作品の著者(上位)作品数
岡本綺堂9
ジョージ・マクドナルド1
西尾正1
“晃:ひか”を含む作品のジャンル比率
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集9.5%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.3%
文学 > 中国文学 > 小説 物語2.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
餓えたる虎のごとき眼をひからせて、彼はあたりを睨みまわしたので、賊徒は恐れて手を引いて、女の節操は幸いに救われた。
「え、お前さんは僕の親父を知っているのか。」と、市郎は不審の眼をひからせると、男はたちまかしらった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「おお、其方そのほうか。」と、権右衛門は一方の眼を誇りひからせた。「先刻は大儀じゃ。姫も家来もこの通りじゃ。」
小坂部姫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それから丁寧に鏡のおもてのちりを拭き去ると、鏡は日光にかがやく泉のように清くみえて、覆いをかけた下からもひかっていた。
なげしに掛けてある槍を卸すと、その黒いさやは忽ち跳ね飛ばされて、氷のような長い穂先が燈火に冷たくひかった。
番町皿屋敷 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
師直の大きい眼も火のようにひかっていた。しかしそれは先刻の眇目の男のように、小坂部の胸を射透す力をもっていないらしかった。
小坂部姫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
鏡の周囲には奇異なる彫刻があって、店の主人がそれを運んだ時、輝いている灯に映じても、さのみにひからなかった。
加賀 眞黒な顏をして眼ばかりひかつた大坊主が……。いつの間にかぬうと首を出して……。
能因法師 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
「へえー。」と、市郎は眼を丸くした。柳屋と聞いて、安行の眼も少しくひかった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
案の定敵は、ドスを頭上にひからせつつまえのめりにおっかぶさってきた。
放浪作家の冒険 (新字新仮名) / 西尾正(著)
からだはあいのような色をして、その眼は円くひかっていた。
「兎のような形で、二つの眼が鏡のようにひかっていました」
蛙は眼をひからしているばかりでちっとも動かない。
二階から (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
信西のひとみは忠通と同じように鋭くひかった。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)