“国家”のいろいろな読み方と例文
旧字:國家
読み方割合
こっか57.1%
こくか28.6%
くに14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分のようなものは、いよいよ働けなくなれば、個人こじん世話せわするよりは国家こっかが世話すべきだと思ってるらしい。それならば考えのすじはたっていると主人は思った。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
是等が真面目しんめんもくならざる宗教家しふけうかなり、彼等の存在そんざい教会けうくわいがいあり、社界しやかいに害あり、国家こくかがいあり、今日は彼等を排除はいぢよすべき時なり。
時事雑評二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)
家の旦那さまだってそうでねえか、みんながああたてまつるちうのもな、ええか、あれは旦那さまが国家くにのお役をちゃんと勤めあげさっした奏任官そうにんかんさまだからだぞ……。