国家こっか)” の例文
旧字:國家
自分のようなものは、いよいよ働けなくなれば、個人こじん世話せわするよりは国家こっかが世話すべきだと思ってるらしい。それならば考えのすじはたっていると主人は思った。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
むねみぎにつけられた、燦然さんぜんとしてかがや戦傷徽章せんしょうきしょうは、その戦功せんこう名誉めいよをあらわすものであると同時どうじに、これを健全けんぜん人々ひとびとは、この国家こっかのためにきずついた勇士ゆうしをいたわれという
村へ帰った傷兵 (新字新仮名) / 小川未明(著)
国家こっかのためにやくだたせてください。」
国家こっかにつくすおも
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)