“こっか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
刻下44.4%
国家44.4%
国華11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも一日も晏如あんじょたるは得ない刻下こっかにあって、こういう老人をつかまえてかんとがらせていたことの何たる愚ぞや——と自嘲を覚えるとともに、秀吉にたいする敵意は
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
むねみぎにつけられた、燦然さんぜんとしてかがや戦傷徽章せんしょうきしょうは、その戦功せんこう名誉めいよをあらわすものであると同時どうじに、これを健全けんぜん人々ひとびとは、この国家こっかのためにきずついた勇士ゆうしをいたわれという
村へ帰った傷兵 (新字新仮名) / 小川未明(著)
千八百九十年以来東京においては『国華こっか』の発行あり。その掲ぐる古画の複製はビングより更に一層美なるものあれどもわずかに一部の人の眼に触るるのみ。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)