“三時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みとき60.0%
さんじ20.0%
やつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてたしかに三時みときは経ったと思われる足駄あしだの歯跡が、通りから裏口の方へ点々として続いているのが、遠くから藤吉の眼にはいった。
いや、なにまをうちに、ハヤこれはさゝゆきいてさふらふが、三時さんじすぎにてみせはしまひ、交番かうばんかどについてまがる。このながれひとつどねぎあらへり。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
していらつしやい。今日一日おとなしくしてゐれば、明日あしたから学校に行かせてあげますから。お三時やつのチヨコレートを戸棚とだなの中に入れておきますよ。
お猫さん (新字旧仮名) / 村山籌子古川アヤ(著)