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集
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すだ
ふりがな文庫
“
集
(
すだ
)” の例文
浪の音には
馴
(
な
)
れた身も、
鶏
(
とり
)
の
音
(
ね
)
に驚きて、
児
(
こ
)
と
添臥
(
そいぶし
)
の夢を破り、
門
(
かど
)
引
(
ひ
)
きあけて
隈
(
くま
)
なき月に虫の音の
集
(
すだ
)
くにつけ、夫恋しき
夜半
(
よわ
)
の頃、
寝衣
(
ねまき
)
に露を置く事あり。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
艸花
(
くさばな
)
立樹
(
たちき
)
の風に
揉
(
も
)
まれる音の
颯々
(
ざわざわ
)
とするにつれて、しばしは人の心も騒ぎ立つとも、
須臾
(
しゅゆ
)
にして風が
吹罷
(
ふきや
)
めば、また
四辺
(
あたり
)
蕭然
(
ひっそ
)
となって、軒の
下艸
(
したぐさ
)
に
集
(
すだ
)
く虫の
音
(
ね
)
のみ独り高く聞える。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
火の形に熱の意あれば水の形にも冷の意あり。されば火を見ては熱を思い、水を見ては冷を思い、梅が枝に
囀
(
さえ
)
ずる鶯の声を聞ときは
長閑
(
のどか
)
になり、秋の葉末に
集
(
すだ
)
く虫の音を聞ときは哀を催す。
小説総論
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“集”の意味
《名詞》
何かをたくさん集めたもの。 とくに、文章、音楽、絵画、詩などの作品を集めたもの。
(出典:Wiktionary)
集
常用漢字
小3
部首:⾫
12画
“集”を含む語句
群集
集団
集合
集會
蒐集
寄集
集会
蝟集
人集
採集
凝集
蒐集家
召集
古今集
集注
密集
表面採集
募集
集團
撰集
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