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集
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あつま
ふりがな文庫
“
集
(
あつま
)” の例文
余は昨夜も例の如く街に
灯
(
ひ
)
の見ゆるや否や、
直
(
たゞち
)
に家を出で、人多く
集
(
あつま
)
り音楽
湧出
(
わきいづ
)
るあたりに晩餐を食して
後
(
のち
)
、とある劇場に入り候。
夜あるき
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
その前夜には、二人の弟もその妻たちも妹もそろって大森の両親のもとに
集
(
あつま
)
った。そうして一同が私のために盛んに
杯
(
さかずき
)
をあげてくれた。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
弁当に
集
(
あつま
)
った。
吸筒
(
すいづつ
)
の酒も開かれた。「関ちゃん——関ちゃん——」私の名を、——誰も呼ぶもののないのに、その人が優しく呼んだ。
小春の狐
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
通
(
つう
)
じけるに名主も
駈來
(
かけきた
)
り
四邊
(
あたり
)
近所
(
きんじよ
)
の者も
追々
(
おひ/\
)
に
集
(
あつま
)
り改め見れば
何樣
(
いかさま
)
酒に
醉倒
(
ゑひたふ
)
れ
轉込
(
まろびこみ
)
死したるに
相違
(
さうゐ
)
なき
體
(
てい
)
なりと評議一決し
翌日
(
よくじつ
)
此趣
(
このおもむ
)
きを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
零時半の開門の時間まで
横町
(
よこちやう
)
の角の
店前
(
テラス
)
で
午飯
(
ひるはん
)
を取つて待つて居ると、見物人が自動車や馬車で次第に
髑髏洞
(
カタコンブ
)
の門前に
集
(
あつま
)
つて来た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
そしてまた旅館の客間に
集
(
あつま
)
っていた旅行者の一団にそれを報告したりした。しかし彼が行ったどこにでも神秘の雲が彼に横たわっていた。
金の十字架の呪い
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
今
(
いま
)
しも
船首甲板
(
せんしゆかんぱん
)
に
於
(
お
)
ける
一等運轉手
(
チーフメート
)
の
指揮
(
しき
)
の
下
(
した
)
に、はや一
團
(
だん
)
の
水夫等
(
すいふら
)
は
捲揚機
(
ウインチ
)
の
周圍
(
しゆうゐ
)
に
走
(
は
)
せ
集
(
あつま
)
つて、
次
(
つぎ
)
の一
令
(
れい
)
と
共
(
とも
)
に
錨鎖
(
べうさ
)
を
卷揚
(
まきあ
)
げん
身構
(
みがまへ
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「おい、どうしたんだい」と、その
周圍
(
まはり
)
に
集
(
あつま
)
りました。「またか。
晝稼
(
ひるかせ
)
ぎになんかに
出
(
で
)
るからさ。しつかりしろ、しつかりしろ」
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
再
(
ふたゝび
)
荊棘
(
けいきよく
)
の
条
(
えだ
)
を
取
(
とり
)
香花
(
かうくわ
)
神前
(
しんぜん
)
に
挿
(
さしはさみ
)
供
(
くうず
)
。次に
集
(
あつま
)
る
各童
(
わらべども
)
手に木刀を
執
(
とり
)
途
(
みち
)
に
隊閙
(
たいだうし
)
、
凡
(
すべて
)
有婚
(
こんれいして
)
无子
(
こなき
)
の
婦
(
をんな
)
木刀を
将
(
もつ
)
て
遍身
(
へんしん
)
打之
(
これをうち
)
口に
荷花蘭蜜
(
こばらみ
)
と
舎
(
とな
)
ふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
路
(
みち
)
の角に車夫が五六人、
木蔭
(
こかげ
)
を選んで
客待
(
きやくまち
)
をして
居
(
ゐ
)
た。
其傍
(
そのかたはら
)
に小さな宮があつて、
其
(
その
)
広場で、子供が
集
(
あつま
)
つて
独楽
(
こま
)
を廻して
居
(
ゐ
)
た。
父の墓
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
文士が三人も
集
(
あつま
)
ってお酒をのんで、それぞれ懐にお金があるときには、お勘定、となると最も貧乏なのがムキになって真ッ先に払いたがる。
オモチャ箱
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
ちょうど僕たちはお八つを食べに食堂に
集
(
あつま
)
った時、あいつは、ほろ酔い機嫌のしゃがれ声で自分のその考えを云い出したのだ。
グロリア・スコット号
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
しかし夕方になってもやはり何の
変
(
かわ
)
ったことも見つけられなかった。この時もうこの邸へ
集
(
あつま
)
ってきた多くの新聞記者に向って
奇巌城:アルセーヌ・ルパン
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
其
(
そ
)
れだから
彼等
(
かれら
)
は
婚姻
(
こんいん
)
の
當日
(
たうじつ
)
にも
仕事
(
しごと
)
の
割合
(
わりあひ
)
にしては
餘
(
あま
)
りに
多人數
(
たにんず
)
に
過
(
す
)
ぎるので、
一
(
ひと
)
つ
仕事
(
しごと
)
に
集
(
あつま
)
つては
屈託
(
くつたく
)
ない
容子
(
ようす
)
をして
饒舌
(
しやべ
)
るのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ひとり私塾においては、遠近の人
相
(
あい
)
集
(
あつま
)
り、その交際ただ読書の一事のみにて他に関係なければ、たがいにその貴賤貧富を論ずるにいとまあらず。
学校の説:(一名、慶応義塾学校の説)
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「ここら、岩も
柔
(
やわらか
)
いようだな。」と云いながらすなおに私たちに貸し、自分はまた
上流
(
じょうりゅう
)
の
波
(
なみ
)
の
荒
(
あら
)
いところに
集
(
あつま
)
っている
子供
(
こども
)
らの方へ行きました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
おもいがけない
病
(
やまい
)
が急に
重
(
おも
)
って、それとなく人々が別れを告げに
集
(
あつま
)
るとき、その人も病院を訪れたというが、武子さんは
逢
(
あ
)
わなかったのだった。
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
時に厚い
切
(
き
)
り
口
(
くち
)
が、急に
煮染
(
にじ
)
む様に見えて、しばらく眺めてゐるうちに、ぽたりと椽に
音
(
おと
)
がした。
切口
(
きりくち
)
に
集
(
あつま
)
つたのは
緑色
(
みどりいろ
)
の濃い
重
(
おも
)
い
汁
(
しる
)
であつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「何、賊だ。」と、人々は眼を皿にして衾の
周囲
(
まわり
)
にどやどやと
集
(
あつま
)
った。重太郎は
土龍
(
もぐらもち
)
のように衾の下で
蠢
(
うごめ
)
くのであった。が、彼も
流石
(
さすが
)
に考えた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
またたびたび
左
(
さ
)
のようなことがあった。騒々しい笑声が起ると、子供等はどこからとなく
集
(
あつま
)
って来て孔乙己を取囲む。
孔乙己
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
やがて親戚や近所の人達が、
集
(
あつま
)
って来て、
彼地
(
あちら
)
でいう
夜伽
(
よとぎ
)
、
東京
(
とうきょう
)
でいえば
通夜
(
つや
)
であるが、それが
或
(
ある
)
晩のこと
初
(
はじま
)
った。
子供の霊
(新字新仮名)
/
岡崎雪声
(著)
彼が罪なくて牢獄の人となった時には
勿論
(
もちろん
)
人を
恨
(
うら
)
まなかった、弟子などが
集
(
あつま
)
って来て、
頻
(
しき
)
りに弁護せよ弁護せよと勧告するけれど
断乎
(
だんこ
)
として
肯
(
うけが
)
わない。
ソクラテス
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
吉野川
(
よしのがは
)
の
傍
(
そば
)
にある
象山
(
きさやま
)
の
山
(
やま
)
のま、すなはち
空
(
そら
)
に
接
(
せつ
)
してゐるところの
梢
(
こずゑ
)
を
見上
(
みあ
)
げると、そこには、ひどくたくさん
集
(
あつま
)
つて
鳴
(
な
)
いてゐる
鳥
(
とり
)
の
聲
(
こゑ
)
、それが
聞
(
きこ
)
える。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
何十人という人夫土工
或
(
あるい
)
は庭師などの群が、別仕立てのモーター船に乗って、
日毎
(
ひごと
)
に島の上に
集
(
あつま
)
って来ました。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
翁
(
おきな
)
も
少
(
すこ
)
し
安心
(
あんしん
)
して、
例
(
れい
)
の
五人
(
ごにん
)
の
人
(
ひと
)
たちの
集
(
あつま
)
つてゐるところに
行
(
い
)
つて、そのことを
告
(
つ
)
げますと、みな
異存
(
いぞん
)
のあらうはずがありませんから、すぐに
承知
(
しようち
)
しました。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
各〻又我が火焚き塲の傍に
集
(
あつま
)
り座して且つ
談
(
だん
)
じ且つ
食
(
くら
)
ひ、
飽
(
あ
)
けば即ち
横臥
(
わうぐわ
)
して漁獵の夢抔を
結
(
むし
)
びしならん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
日本
(
にっぽん
)
と
申
(
もう
)
す
国
(
くに
)
は
古来
(
こらい
)
尚武
(
しょうぶ
)
の
気性
(
きしょう
)
に
富
(
と
)
んだお
国柄
(
くにがら
)
である
為
(
た
)
め、
武芸
(
ぶげい
)
、
偵察
(
ていさつ
)
、
戦争
(
いくさ
)
の
駈引等
(
かけひきとう
)
にすぐれた、つまり
男性的
(
だんせいてき
)
の
天狗
(
てんぐ
)
さんは
殆
(
ほと
)
んど
全部
(
ぜんぶ
)
この
国
(
くに
)
に
集
(
あつま
)
って
了
(
しま
)
い
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
往々
(
おうおう
)
にあったのだが、その頃に、
其処
(
そこ
)
を
後
(
あと
)
から汽車で
通過
(
とおりすご
)
すると、そんな山の中で、人家の無い所に、わいわいいって沢山の人々が
集
(
あつま
)
っているのが、見えるのだ。
大叫喚
(新字新仮名)
/
岩村透
(著)
従兄
(
いとこ
)
と兄はその前へ置いた碁盤で五目並べをして居る。将棋盤の廻りには十人程の
丁稚
(
でつち
)
が皆
集
(
あつま
)
つて居た。花毛氈の上であるから並んだその白足袋が美くしく見える。
住吉祭
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
しかし、あの、灰色にぎらぎらしてる
硝子
(
ガラス
)
のかけらのようなやつはいけない。多勢スキイヤアスの
集
(
あつま
)
る陽かげの丘なぞに、よくこの「硬い雪」の展開が発見される。
踊る地平線:11 白い謝肉祭
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
田舎の者などは
御歌所
(
おうたどころ
)
といえばえらい歌人の
集
(
あつま
)
り、御歌所長といえば天下第一の歌よみのように考え
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
(
地球
(
ちきゆう
)
から
見
(
み
)
える
火星
(
くわせい
)
の
黒
(
くろ
)
いところは、だから
海
(
うみ
)
といふよりも
沼
(
ぬま
)
か
小
(
ちい
)
さな
沼
(
ぬま
)
の
集
(
あつま
)
ったのか、
川
(
かわ
)
だ。)
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
その分身した身体が一つ所に
集
(
あつま
)
るときは二十四
時
(
とき
)
のうちに一方の身体は消えてしまい、一方の身体はそのまゝ死ぬものと古い本などに書いてあることを思い出され
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
群集が、宮廷の陰謀や商業やよからぬ欲望満足の目的で、流行病の大都市に
集
(
あつま
)
ることもない。簡素な健康な合理的な娯楽が飲酒や賭博や放逸にとって代ることとなる。
人口論:03 第三篇 人口原理より生ずる害悪を除去する目的をもってかつて社会に提案または実施された種々の制度または方策について
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
それから
再
(
ふたゝ
)
び
皆
(
みん
)
なが
集
(
あつま
)
つた
時
(
とき
)
に、ドード
鳥
(
てう
)
は
嚴
(
おごそ
)
かに
指環
(
ゆびわ
)
を
示
(
しめ
)
して、『
吾輩
(
わがはい
)
は
此
(
この
)
優美
(
いうび
)
なる
指環
(
ゆびわ
)
を
諸君
(
しよくん
)
の
受納
(
じゆなふ
)
せられんことを
望
(
のぞ
)
む』
此
(
この
)
短
(
みじか
)
い
演説
(
えんぜつ
)
が
濟
(
す
)
むと一
同
(
どう
)
拍手喝采
(
はくしゆかつさい
)
しました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
諸君のここに参集し来るもまた父の愛をなお深く知らんため、そして人に対するわが愛を増さんがためでなくてはならぬ。しからずしてこの
集
(
あつま
)
りを幾度なすも無効である。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
一
體
(
たい
)
多數
(
たすう
)
の
人
(
ひと
)
が
集
(
あつま
)
つて一
家
(
か
)
を
組織
(
そしき
)
すれば
自然
(
しぜん
)
の
勢
(
いきほひ
)
として
多數人
(
たすうじん
)
の
便宜
(
べんぎ
)
といふ
事
(
こと
)
を
心掛
(
こゝろがけ
)
ねばなりません、
多數
(
たすう
)
に
都合
(
つがふ
)
の
宜
(
よろ
)
しいとやうにといふのが
畢竟
(
ひつきやう
)
規則
(
きそく
)
の
精神目的
(
せいしんもくてき
)
でありませう。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
これは
兒童
(
じどう
)
の
心理作用
(
しんりさよう
)
に
基
(
もと
)
づくものゝようであるから、
特
(
とく
)
に
父兄
(
ふけい
)
、
教師
(
きようし
)
の
注意
(
ちゆうい
)
を
要
(
よう
)
する
事
(
こと
)
であらう。
元來
(
がんらい
)
神社
(
じんじや
)
、
寺院
(
じいん
)
には
石燈籠
(
いしどうろう
)
が
多
(
おほ
)
い。さうして
其處
(
そこ
)
は
多
(
おほ
)
く
兒童
(
じどう
)
の
集
(
あつま
)
る
所
(
ところ
)
である。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
その局には、アメリカ各地からの諜報が、ひっきりなしに
集
(
あつま
)
ってくる。その諜報は、アメリカの軍関係事件だの重要会談だの大ものから始まり、
巷
(
ちまた
)
の民衆の声までを
集録
(
しゅうろく
)
している。
諜報中継局
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あるいは
幾人
(
いくたり
)
か
集
(
あつま
)
って遠い処に行っている一人を思ったり、あるいは
誰
(
たれ
)
か一人に憂き事があるというと、
皆
(
みんな
)
が寄って慰めるのだ。しかし己は慰めという事を、ついぞ経験した事がない。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
一體に日本のカフヱに
集
(
あつま
)
る客の樣子が、自分のやうな性分の者には癪に障つて堪らず、殊に一頃半熟の文學者に限つてカフヱ邊りで、しだらなく醉拂ふのを得意とした時代があつたが
貝殻追放:002 新聞記者を憎むの記
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
それは子規が
未
(
ま
)
だ生きている時分に、現在子規の周囲に
集
(
あつま
)
って来ている俳人たちの未来の進歩も計り知られぬものがあるが、それよりも今木登りなんかをして遊んでいる
腕白
(
わんぱく
)
の子供の
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
いつかの
日本麻雀選手權大會
(
にほんマアジヤンせんしゆけんたいくわい
)
の
時
(
とき
)
のやうに百
組
(
くみ
)
も百五十
組
(
くみ
)
もの
人達
(
ひとたち
)
が一
堂
(
だう
)
に
集
(
あつま
)
つて
技
(
ぎ
)
を
爭
(
あらそ
)
ふとなれば、
紫檀
(
したん
)
の
卓子
(
テーブル
)
の
上
(
うへ
)
でぢかになどといふことはそれこそ
殺人的
(
さつじんてき
)
なものになつてしまつて
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
隣室
(
りんしつ
)
には、Aの
夫人
(
ふじん
)
、Cの
母堂
(
ぼだう
)
、
若
(
わか
)
いTの
夫人
(
ふじん
)
等
(
ら
)
が
集
(
あつま
)
つてゐた。
病室
(
びやうしつ
)
の
方
(
はう
)
での
忙
(
せは
)
しさうな
醫員
(
いゐん
)
や
看護婦
(
かんごふ
)
の
動作
(
どうさ
)
、
白
(
しろ
)
い
服
(
ふく
)
の
擦
(
すれ
)
音
(
おと
)
、それらは一々
病人
(
びやうにん
)
の
容態
(
ようたい
)
のたゞならぬ
事
(
こと
)
を、
隣室
(
りんしつ
)
に
傳
(
つた
)
へた。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
其時
(
そのとき
)
集
(
あつま
)
ツて
居
(
お
)
ツた、一
同
(
どう
)
の
者
(
もの
)
の
喜
(
よろこ
)
びは
何
(
ど
)
の
位
(
くらい
)
で
有
(
あ
)
りましたか、
商家抔
(
せうかなど
)
では
多
(
おう
)
く
錢
(
おわし
)
を
取扱
(
とりあつ
)
かつて
居
(
お
)
るから、
醫者
(
いしや
)
を
呼
(
よ
)
ぶも
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はぬと
云
(
い
)
ふ
樣
(
よう
)
な
時
(
とき
)
は、
實驗上
(
じつけんぜう
)
隨分
(
ずいぶん
)
用
(
もち
)
ひて
宜敷
(
よろし
)
き
法
(
ほう
)
の
樣
(
よう
)
に
存
(
ぞん
)
じます。
手療法一則:(二月例会席上談話)
(旧字旧仮名)
/
荻野吟子
(著)
初
(
はじ
)
めて
瞭乎
(
りやうこ
)
たり、
眼
(
め
)
を
転
(
てん
)
じて北方を
俯視
(
ふし
)
すれば、越後の大部岩代の一部脚下に
集
(
あつま
)
り、陸地の
尽
(
つ
)
くる所
青煙
(
せいえん
)
一抹、
遠
(
とほ
)
く日本海を
眺
(
なが
)
む、
唯
(
たた
)
憾
(
うらむ
)
むらくは佐渡の
孤島
(
ことう
)
雲煙を
被
(
を
)
ふて躰を
現
(
あら
)
はさざりしを
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
〔譯〕
物
(
もの
)
其の好む所に
集
(
あつま
)
るは、人なり。
事
(
こと
)
期
(
き
)
せざる所に
赴
(
おもむ
)
くは、天なり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
壯丁
(
さうてい
)
は
車
(
くるま
)
を
離
(
はな
)
れて
水
(
みづ
)
を
呑
(
の
)
むもあり、
皆
(
みな
)
掛茶屋
(
かけぢやゝ
)
の
縁
(
えん
)
に
集
(
あつま
)
つて
休
(
やす
)
んで
居
(
ゐ
)
た。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
人々
(
ひと/″\
)
は
爐邊
(
ろばた
)
に
集
(
あつま
)
りまして、
燒
(
や
)
きたてのおいしいところを
食
(
た
)
べるのです。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
殿様もお側の方々も、皆さんぐるりと
集
(
あつま
)
って6385
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
“集”の意味
《名詞》
何かをたくさん集めたもの。 とくに、文章、音楽、絵画、詩などの作品を集めたもの。
(出典:Wiktionary)
集
常用漢字
小3
部首:⾫
12画
“集”を含む語句
群集
集団
集合
集會
蒐集
寄集
集会
蝟集
人集
採集
凝集
蒐集家
召集
古今集
集注
密集
表面採集
募集
集團
撰集
...