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其傍
ふりがな文庫
“其傍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そのそば
54.5%
そのかたは
9.1%
そのかたはら
9.1%
そのかたわら
9.1%
そのわき
9.1%
そば
9.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのそば
(逆引き)
其傍
(
そのそば
)
に
縫
(
ぬひ
)
子が
袖
(
そで
)
の長い着物を
着
(
き
)
て、例の
髪
(
かみ
)
を肩迄掛けて
立
(
た
)
つてゐた。代助は
縫
(
ぬひ
)
子の
髪
(
かみ
)
を見るたんびに、ブランコに
乗
(
の
)
つた縫子の
姿
(
すがた
)
を思ひ
出
(
だ
)
す。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其傍(そのそば)の例文をもっと
(6作品)
見る
そのかたは
(逆引き)
爰
(
こゝ
)
に
長門國
(
ながとのくに
)
阿武郡
(
あふのごほり
)
萩
(
はぎ
)
は江戸より
路程
(
みちのり
)
二百七十里三十六萬五千
石
(
ごく
)
毛利家の城下にて
殊
(
こと
)
に
賑
(
にぎ
)
はしき土地なり
其傍
(
そのかたは
)
らに
淵瀬
(
ふちせ
)
といふ處あり
昔
(
むかし
)
此處
(
このところ
)
に
萩
(
はぎ
)
の長者といふありしが
幾世
(
いくよ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其傍(そのかたは)の例文をもっと
(1作品)
見る
そのかたはら
(逆引き)
路
(
みち
)
の角に車夫が五六人、
木蔭
(
こかげ
)
を選んで
客待
(
きやくまち
)
をして
居
(
ゐ
)
た。
其傍
(
そのかたはら
)
に小さな宮があつて、
其
(
その
)
広場で、子供が
集
(
あつま
)
つて
独楽
(
こま
)
を廻して
居
(
ゐ
)
た。
父の墓
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
其傍(そのかたはら)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
そのかたわら
(逆引き)
其傍
(
そのかたわら
)
に山あり。声
稍〻
(
やや
)
遠く山に登るやうに聞えければ驚きて尋ねしに
終
(
つい
)
に行方知れず。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
其傍(そのかたわら)の例文をもっと
(1作品)
見る
そのわき
(逆引き)
寢床の敷いてある六疊の方になると、東側に六尺の
袋戸棚
(
ふくろとだな
)
があつて、
其傍
(
そのわき
)
が
芭蕉布
(
ばせうふ
)
の
襖
(
ふすま
)
ですぐ隣へ
徃來
(
ゆきかよひ
)
が出來るやうになつてゐる。
変な音
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其傍(そのわき)の例文をもっと
(1作品)
見る
そば
(逆引き)
重三郎の行方は知れませんで
其傍
(
そば
)
に怪しい侍が抜身を提げて立って居りましたを見て、小僧は驚き提灯を
投
(
ほう
)
り出して逃げ出しますから、私も驚き、共に逃げ帰りましたが
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其傍(そば)の例文をもっと
(1作品)
見る
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
傍
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後
“其傍”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
作者不詳
夏目漱石
三遊亭円朝
柳田国男
幸田露伴
田山花袋
岡本綺堂