“みずぐるま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水車95.8%
水碓4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
体量二十貫の同氏の全身を縦横上下に水車みずぐるまの如く振り廻しつつ引き離そうとするので、流石さすがの甘粕氏も必死となり、振り離されまいとのみ努力するうち
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
しかし、だいいち水を落すべき樋がぼろぼろに朽ちていて水車みずぐるまの羽根の白い黴のところからきのこが生え上っているのだから一向に水なんかありそうにも思えない。
時間 (新字新仮名) / 横光利一(著)
『五雑俎』にまた曰く壮士水碓みずぐるまを守りしが虎につかまれ上に坐らる、水碓飛ぶがごとくまわるを虎が見詰め居る内にその人甦った、手足おさえられて詮術せんすべない、ところが虎の陽物翹然にょっきり口に近きを見