“水碓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すゐたい50.0%
みずぐるま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此郊はなはだ平坦にして、野川清浅、砂籠さろう岸を護し長堤村をめぐる。或渠流を引いて水碓すゐたいを設く。幽事喜ぶべし。時正に巳。豊岡村を過ぐ。路傍の化僧一木偶もくぐうを案上に安んじて銭を乞ふ。閻王なりといふ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
『五雑俎』にまた曰く壮士水碓みずぐるまを守りしが虎につかまれ上に坐らる、水碓飛ぶがごとくまわるを虎が見詰め居る内にその人甦った、手足おさえられて詮術せんすべない、ところが虎の陽物翹然にょっきり口に近きを見