じゅ)” の例文
私はけてかえって祖母おばあさんに訴えた。祖母さんはだまって白い台紙に張りつけた、さんごじゅまがいの細かいたまのついた網を求めさせてくれた。
あかみがかった、光沢こうたくのあるがついていたのであろうけれど、ほとんどちてしまい、また、うつくしい、ぬれたさんごじゅのようなのかたまったふさが、ついていたのだろうけれど
おじいさんが捨てたら (新字新仮名) / 小川未明(著)
おくさん、まだおわかいのに、こんなむかしふうのものをおさしになっては、おかしゅうございます。ここにこんな上等じょうとうなさんごじゅがあります。あしきんでございます。これとおえになってはいかがですか。
お母さんのかんざし (新字新仮名) / 小川未明(著)