“ウンディネ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水精50.0%
水神50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初の幕に水精（ウンディネ）、二幕目が風精（ジルフェ）でした。いまもあの可憐な空気の精（ジルフェ）が、驚くべき奇蹟を演じて遁（のが）れ去ってしまったところなんですよ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)
そういう水精（ウンディネ）を男性に変えてしまう段になると、真先に変化の起らねばならぬものが、そもそも何であるか——それを問いたいのだよ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)
ところで、あの五芒星呪文に現われている四つの精霊だが、それぞれに水精（ウンディネ）・風精（ジルフェ）・火精（ザラマンダー）・地精（コボルト）——と、物質構造の四大要素を代表している。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)
つまり、風精（ジルフェ）は水神（ウンディネ）のいたのを知って、それを殺したのだ。けっして、あの二つの呪文が連続しているのに、眩（くら）まされちゃならん。ただし、犯人は一人だよ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)