“すいしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水深80.0%
水神20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれから、何度も船を出して、鈎縄かぎなわを下ろしてみたり、継竿つぎざおに引っ掛を付けて、探ってみたりしたが、場所は、生憎あいにくと思いのほか水深すいしんがあって、そんな楽な手段では揚りそうもなかった。
魚紋 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたくし印度洋インドやう海底かいてい有樣ありさま精密くわしくはらぬがこのやう全面積ぜんめんせき二千五百※方哩にせんごひやくまんほうマイルふかところ底知そこしれぬが、處々ところ/\大暗礁だいあんせうまた海礁かいせうよこたはつてつて、水深すいしん五十米突メートルらぬところもあるさうな。
誰いうとなく、水神すいしんに人柱をささげねば、橋はとうていかかりっこないという噂が、両岸の群集のあいだにとんだのです。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)