“大暗礁”の読み方と例文
読み方割合
だいあんせう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私(わたくし)は印度洋(インドやう)の海底(かいてい)の有樣(ありさま)は精密(くわし)くは知(し)らぬが此(この)洋(やう)全面積(ぜんめんせき)は二千五百※方哩(にせんごひやくまんほうマイル)、深(ふか)き所(ところ)は底知(そこし)れぬが、處々(ところ/\)に大暗礁(だいあんせう)又(また)は海礁(かいせう)が横(よこたは)つて居(を)つて、水深(すいしん)五十米突(メートル)に足(た)らぬ所(ところ)もある相(さう)な。
大暗礁(だいあんせう)! 大海礁(だいかいせう)! たとへ船(ふね)を坐礁(のりあげ)る程(ほど)でなくとも、此邊(このへん)の海底(かいてい)の淺(あさ)い事(こと)は分(わか)つて居る※
印度洋(インドやう)とて千尋(せんじん)の水深(ふかさ)ばかりではない、斯(か)く立浪(たつなみ)の騷(さわ)いで居(を)るのは、確(たしか)に其邊(そのへん)に大暗礁(だいあんせう)の横(よこたは)つて居(を)るとか、今(いま)しも我(わ)が弦月丸(げんげつまる)の進航(しんかう)しつゝある航路(かうろ)の底(そこ)は一面(いちめん)の大海礁(だいかいせう)で蔽(おほ)はれて居(お)るのであらう。