“大海礁”の読み方と例文
読み方割合
だいかいせう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若(も)し然(さ)なくば隱見(ゐんけん)出沒(しゆつぼつ)、氣長(きなが)く我(わが)船(ふね)の後(あと)を追(お)ふ内(うち)、本船(ほんせん)が何時(いつ)か海水(かいすい)淺(あさ)き島嶼(たうしよ)の附近(ふきん)か、底(そこ)に大海礁(だいかいせう)の横(よこたは)る波上(はじやう)にでも差懸(さしか)かつた時(とき)、風(かぜ)の如(ごと)く來(きた)り、雲(くも)の如(ごと)く現(あら)はれ出(い)でゝ
大暗礁(だいあんせう)! 大海礁(だいかいせう)! たとへ船(ふね)を坐礁(のりあげ)る程(ほど)でなくとも、此邊(このへん)の海底(かいてい)の淺(あさ)い事(こと)は分(わか)つて居る※
印度洋(インドやう)とて千尋(せんじん)の水深(ふかさ)ばかりではない、斯(か)く立浪(たつなみ)の騷(さわ)いで居(を)るのは、確(たしか)に其邊(そのへん)に大暗礁(だいあんせう)の横(よこたは)つて居(を)るとか、今(いま)しも我(わ)が弦月丸(げんげつまる)の進航(しんかう)しつゝある航路(かうろ)の底(そこ)は一面(いちめん)の大海礁(だいかいせう)で蔽(おほ)はれて居(お)るのであらう。