“氣長”のいろいろな読み方と例文
新字:気長
読み方割合
きなが80.0%
けなが20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なくば隱見ゐんけん出沒しゆつぼつ氣長きながわがふねあとうち本船ほんせん何時いつ海水かいすいあさ島嶼たうしよ附近ふきんか、そこ大海礁だいかいせうよこたは波上はじやうにでも差懸さしかかつたときかぜごときたり、くもごとあらはれでゝ
「まア、氣長きながに氣を落ちつけて養生してゐないと、この病氣は直るものでないから。」
泡鳴五部作:01 発展 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
やがてまた氣長けながに倦みぬ。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)