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水深
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すいしん
ふりがな文庫
“
水深
(
すいしん
)” の例文
汲み上げた水が恐ろしく泥臭いのも尤、
錨
(
いかり
)
を下ろして見たら、
渇水
(
かっすい
)
の折からでもあろうが、
水深
(
すいしん
)
が一尺とはなかった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
救助
(
きうじよ
)
を
求
(
もと
)
むる
難破船
(
なんぱせん
)
の
眞似
(
まね
)
をしたのは、あの
邊
(
へん
)
の
海底
(
かいてい
)
は
何
(
なに
)
かの
理由
(
りいう
)
で
水深
(
すいしん
)
左程
(
さまで
)
深
(
ふか
)
からず、
我
(
わ
)
が
弦月丸
(
げんげつまる
)
を
撃沈
(
げきちん
)
して
後
(
のち
)
に
潜水器
(
せんすいき
)
を
沈
(
しづ
)
めるに
便利
(
べんり
)
の
宜
(
よ
)
かつた
爲
(
ため
)
ではあるまいか
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
あれから、何度も船を出して、
鈎縄
(
かぎなわ
)
を下ろしてみたり、
継竿
(
つぎざお
)
に引っ掛を付けて、探ってみたりしたが、場所は、
生憎
(
あいにく
)
と思いのほか
水深
(
すいしん
)
があって、そんな楽な手段では揚りそうもなかった。
魚紋
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私
(
わたくし
)
は
印度洋
(
インドやう
)
の
海底
(
かいてい
)
の
有樣
(
ありさま
)
は
精密
(
くわし
)
くは
知
(
し
)
らぬが
此
(
この
)
洋
(
やう
)
全面積
(
ぜんめんせき
)
は
二千五百※方哩
(
にせんごひやくまんほうマイル
)
、
深
(
ふか
)
き
所
(
ところ
)
は
底知
(
そこし
)
れぬが、
處々
(
ところ/\
)
に
大暗礁
(
だいあんせう
)
又
(
また
)
は
海礁
(
かいせう
)
が
横
(
よこたは
)
つて
居
(
を
)
つて、
水深
(
すいしん
)
五十
米突
(
メートル
)
に
足
(
た
)
らぬ
所
(
ところ
)
もある
相
(
さう
)
な。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
満載した船ならば、かならず
船脚
(
ふなあし
)
が深く沈んでいなければならないのに、いま眼の前に来る船はすべて
水深
(
すいしん
)
軽く、さして重量を積んでいるとは見えません。——これ
詐
(
いつわ
)
りの証拠ではありませんか
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“水深”の解説
水深(すいしん)とは、海面、湖面、河面、プール等の水面からその底面までの垂直距離である。
(出典:Wikipedia)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
“水深”で始まる語句
水深測定器