“そだち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
42.9%
生育28.6%
生長28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殺はやすけれどこゝに一ツの難儀なんぎといふは小姓こしやう次助佐助の兩人にてかれは天一とは幼年えうねんより一所にそだちし者なれば天一を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
○余越後の夏にあひしに、五こく蔬果そくわ生育そだち少しも雪をおそれたる色なし。山景野色さんけいやしよくも雪ありしとはおもはれず、雪の浅き他国に同じ。五雑組ござつそに(天部)百草雪をおそれずして霜を畏る。
子の生長そだちにその身のおゆるを忘れて春を送り秋を迎える内、文三の十四という春、まちに待た卒業も首尾よく済だのでヤレ嬉しやという間もなく、父親は不図感染した風邪ふうじゃから余病を引出し
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)