“養育料”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よういくりょう50.0%
やういくれう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
バルブレンはわたしをこれから村長のうちへれて行って、村長から孤児院こじいんに向かって、わたしをうちへく代わりに養育料よういくりょう請求せいきゅうしてもらうつもりだと言った。
ぜんたいを引き取るというのは、その養育料よういくりょうをはらってもらうためではない、はたらかせるためなのだ。それから金を取り上げこそすれ、給金きゅうきんなしの下男げなん下女げじょに使うのだ。
五十兩九郎兵衞里兩人の養育料やういくれうとしてつかはし候儀に御座候其後九助同村の周藏喜平次木兵衞等が取持とりもちにて私しめひ節儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
半分はんぶん分て伯母御が一生の養育料やういくれうにと分ちあたへければ其座の人々大いに感心かんしんなし傳吉どのは五ヶ年の間天下の御膝元ひざもとの江戸でもまれたゆゑちがうた者なり是にて相濟あひすむ上からは名主殿も御子息の勘當を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)