トップ
>
一人前
>
いちにんめえ
ふりがな文庫
“
一人前
(
いちにんめえ
)” の例文
これ
何
(
なん
)
だと、芸一方で売りたいと、それはお月姉さんのような立派なお方の云う事だ、お前なんぞは今日此の頃芸者になり、
一人前
(
いちにんめえ
)
になったのは誰のお蔭だ、お前が
七歳
(
なゝつ
)
の時
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「まだ
一人前
(
いちにんめえ
)
じゃねえ。——時にあの泰安さんは、どうして死んだっけな、御小僧さん」
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それからまア
漸
(
やっ
)
との
事
(
こっ
)
て
因幡町
(
いなばちょう
)
の棟梁の
処
(
とけ
)
え転がり込んだが、
一人前
(
いちにんめえ
)
出来た仕事も身体が利かねえから宰取をして、今日始めて
手伝
(
てつでえ
)
に出て、
然
(
そ
)
うして妹に
遇
(
あ
)
うと云うなア不思議だ
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“一人前”の意味
《名詞》
一人前(いちにんまえ)
一人が一回の飲食で食べたり飲んだりするのに適切と考えられる量の食べ物や飲み物。それらを入れるのに適した食器。一人分の食べ物、飲み物、食器。
積極的な助力がなくてもするべきことをできるような、成熟した技量や人格を持つ人間。一丁前。
年齢や肉体が大人あるいは大人と見なせるような人間。一丁前。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“一人”で始まる語句
一人
一人子
一人娘
一人息子
一人一人
一人々々
一人旅
一人女
一人言
一人法師