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眉唾物
ふりがな文庫
“眉唾物”の読み方と例文
読み方
割合
まゆつばもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まゆつばもの
(逆引き)
と、いつも庄造はさう答へるに
極
(
き
)
まつてゐた。あの女は
兎角
(
とかく
)
懸引
(
かけひき
)
が強くつて、底に底があるのだから、何を云ふやら
眉唾物
(
まゆつばもの
)
である。
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
馬またこの通りなるに、生まれ付いて駱駝流に
行
(
ある
)
く馬があったとは
眉唾物
(
まゆつばもの
)
だろう。しかし教えさえすればさように歩かしむるを得。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「ははあ——
眉唾物
(
まゆつばもの
)
ではござるまいなあ。まさか、奥州仙台陸奥守のことでござるから、嘘にしても何かよるところがあるでござろうがな」
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
眉唾物(まゆつばもの)の例文をもっと
(10作品)
見る
眉
常用漢字
中学
部首:⽬
9画
唾
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
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眉唾
眉唾者
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