トップ
>
行
>
かう
ふりがな文庫
“
行
(
かう
)” の例文
〔譯〕
知
(
ち
)
は是れ
行
(
かう
)
の
主宰
(
しゆさい
)
なり、
乾道
(
けんだう
)
なり。行は是れ知の
流行
(
りうかう
)
なり、
坤道
(
こんだう
)
なり。合して以て
體躯
(
たいく
)
を成す。則ち知行は是れ二にして一、一にして二なり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
この第三回の
行
(
かう
)
、われは髪を剃り
笻
(
つゑ
)
を曳きて古人の跡を蹈み、
自
(
みづ
)
から意向を定めてありしかば義友も遂に我に迫らず、遂に大坂の義獄に
与
(
あづか
)
らざりしも
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
今
(
いま
)
また
雑
(
ざつ
)
と一
日
(
にち
)
、五
日
(
か
)
ばかり、
私
(
わたし
)
ども一
行
(
かう
)
に
対
(
たい
)
し……
申尽
(
まをしつ
)
くせませんまで、
種々
(
しゆ/″\
)
お
心
(
こゝろ
)
づかひを
下
(
くだ
)
さいましたのも、たゞ
御礼
(
おれい
)
を
申上
(
まをしあ
)
げるだけでは
済
(
す
)
みません。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一
行
(
かう
)
には母などは居ません。手伝ひ人の
小母
(
をば
)
さん位が
重
(
おも
)
な人で、女中や雇ひお婆さんなどばかりです。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
其方
(
そのかた
)
さして
歩
(
あゆ
)
む人は
皆
(
みな
)
大尉
(
たいゐ
)
の
行
(
かう
)
を送るの人なるべし、
両国橋
(
りやうごくばし
)
にさしかゝりしは午前七時三十分、
早
(
は
)
や橋の
北側
(
きたがは
)
は
人垣
(
ひとがき
)
と
立
(
たち
)
つどひ、
川上
(
かはかみ
)
はるかに見やりて、
翠
(
みどり
)
かすむ
筑波
(
つくば
)
の山も
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
▼ もっと見る
智音
(
ちいん
)
得可からず。衆愚度し難し。フラゴナアルの
技
(
ぎ
)
を
以太利
(
イタリイ
)
に修めんとするや、ブウシエその
行
(
かう
)
を送つて
曰
(
いはく
)
、「ミシエル・アンジユが作を見ること
勿
(
なか
)
れ。彼が如きは狂人のみ」
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
おせいはおせいで、勝手に死んだンだ。ニウはついて来なかつた。邦子は貧しさに敗けた。だが、ゆき子だけは、病気と闘ひながらも、こゝまで、自分と
行
(
かう
)
をともにして来てくれたのだ。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
乃
(
すなは
)
ち
其
(
その
)
(四九)
歩軍
(
ほぐん
)
を
棄
(
す
)
て、
其
(
その
)
(五〇)
輕鋭
(
けいえい
)
と、
(五一)
日
(
ひ
)
を
倍
(
ばい
)
し
行
(
かう
)
を
并
(
あは
)
せて
之
(
これ
)
を
逐
(
お
)
へり。
孫子
(
そんし
)
、
其行
(
そのかう
)
を
度
(
はか
)
るに、
暮
(
くれ
)
に
當
(
まさ
)
に
馬陵
(
ばりよう
)
に
至
(
いた
)
るべし。
馬陵
(
ばりよう
)
は
道
(
みち
)
狹
(
せま
)
くして
旁
(
かたは
)
ら
(五二)
阻隘
(
そあい
)
多
(
おほ
)
く、
兵
(
へい
)
を
伏
(
ふく
)
す
可
(
べ
)
し。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
「
昨日
(
きのふ
)
一昨日
(
おとゝひ
)
と三
日
(
か
)
続
(
つゞ
)
けて
鳴
(
な
)
つたですで、まんづ、
今日
(
けふ
)
は
大丈夫
(
だいぢやうぶ
)
でがせうかな。」一
行
(
かう
)
五
人
(
にん
)
と、
運転手
(
うんてんしゆ
)
、
助手
(
じよしゆ
)
を
合
(
あ
)
はせて八
人
(
にん
)
犇
(
ひし
)
と
揉
(
も
)
んで
乗
(
の
)
つた、
真中
(
まんなか
)
に
小
(
ちひ
)
さくなつた
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
国境の峠を越して来る祭客の中に交つて来る
少女
(
をとめ
)
達、大阪から来る親類の
少女
(
をとめ
)
達、
其等
(
それら
)
は
何
(
いづ
)
れも
平常
(
ふだん
)
に逢ふことが稀で、大方は一年振で祭に出逢ふ人達なのですから、その一
行
(
かう
)
一
行
(
かう
)
が
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
今日
(
けふ
)
は
郡司大尉
(
ぐんじたいゐ
)
が
短艇遠征
(
たんていゑんせい
)
の
行
(
かう
)
を送るに、
兼
(
か
)
ねて
此壮図
(
このさうと
)
に
随行
(
ずゐかう
)
して
其景況
(
そのけいきやう
)
並
(
なら
)
びに
千島
(
ちしま
)
の
模様
(
もやう
)
を
委
(
くは
)
しく
探
(
さぐ
)
りて、
世間
(
せけん
)
に
報道
(
はうだう
)
せんとて
自
(
みづか
)
ら進みて、
雪浪萬重
(
せつらうばんちよう
)
の
北洋
(
ほくやう
)
を
職務
(
しよくむ
)
の
為
(
ため
)
にものともせぬ
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
しかし
何
(
なに
)
は
御不足
(
ごふそく
)
でも
医学博士
(
いがくはかせ
)
、
三角康正
(
みすみかうせい
)
さんが、この一
行
(
かう
)
にお
加
(
くは
)
はり
下
(
くだ
)
すつて、
篤志
(
とくし
)
とまでも
恩
(
おん
)
に
着
(
き
)
せず、
少
(
すくな
)
い
徳本
(
とくごう
)
の
膝栗毛漫遊
(
ひざくりげまんいう
)
の
趣
(
おもむき
)
で、
村々
(
むら/\
)
で
御診察
(
ごしんさつ
)
をなすつたのは、
御地
(
おんち
)
に
取
(
と
)
つて
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“行”の意味
《名詞》
(ギョウ)文書等において、縦方向または横方向に連続した文字の並び。
(ギョウ)(数学)行列および行列式における横方向への並び。対義語列。
(ギョウ)(仏教)修行。
(ギョウ)(仏教)心の働きが一定の方向に作用していくこと。意志作用。五蘊のひとつ。
(コウ)ある場所へ行くこと。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“行”を含む語句
歩行
流行
行為
行方
行動
執行
膝行
飛行
行逢
遊行
行路
通行
勤行
同行
御行
行懸
行歩
微行
柳行李
一行
...